不用品を上手に処分して引っ越し費用をおさえよう

使っていないテーブル・イス

引っ越しと言えば、荷造りのほかに不用品の処分を同時に考えておかなければなりません。なぜなら、引っ越し日までに不用品を処分しないとスムーズに引っ越しがすすまず、結局新居に運ぶはめになってしまうからです。ここでは、引っ越しで発生する不用品を処分する7つの方法を紹介いたします。

不用品を使ってくれる人にゆずる

不用品でも使用できれば、家族や親せき、友達や知り合いにゆずるのも良いでしょう。もちろん常識の範囲内でする必要があります。特に相手との人間関係や性格によっては「断りたくても断れない」事も出てくるでしょう。つまりゆずる相手が「無理やり押し付けられている感」がないように話を持ち掛けます。また、不用品の回収方法は、家まできてそのまま持っていってもらう方法が一番簡単です。そのまま持って帰るのが困難な場合は梱包して配送業者に依頼をします。さらに近年では、地元に寄り添ったアプリ「ジモティー」でも必要な人に不用品をゆずることが可能になりました。ジモティーは、メルカリやヤフオク!とは違い会費や送料は無料です。取引に合意した当人が直接取引するからです。

自治体の粗大ごみとして出す

家具や家電などを処分する一般的な方法は、自治体に粗大ごみとして回収してもらうことです。料金は各自治体によってことなるので、居住している自治体が運営するWEBサイトから料金をチェックしましょう。粗大ごみの出し方は、一般的な場合、自治体が指定するスーパーなどので粗大ごみ分のシールを購入し、電話やWEBサイトから粗大ゴミ処理の回収を申し込みます。粗大ごみを自治体から指定された日に外に出しておくと自治体が指定する業者が回収してくれます。また、シールや予約が面倒だと思う人は、自治体が運営するごみ処理場に粗大ごみを持ち込むと、回収を頼むよりも安くなります。粗大ごみを詰めるトラックやワゴン車などを手配して自分で持ち込むと処理費用の節約になるでしょう。

リサイクルショップで不用品を売る

家具や家電などの不用品がまだ使える状態であれば、リサイクルショップに買い取ってもらう方法が良いでしょう。そうすれば、多少の収入になる可能性があるからです。また、使える状態の家具や家電を粗大ごみとして、処分するのはもったいないと感じる人も少なくないはずです。リサイクルショップに買取ってもらえれば、次にその家具や家電を必要な人が購入し、不用品自体もまだまだ役立てられます。ただ、古い家具や家電で目立つ傷がついているものや、すでに在庫が大量にあるものは、買取の対象にならないことがあります。リサイクルショップに持ち込む前に一度買取ってもらえるか電話やメールをしてチェックをしましょう。ちなみにリサイクルショップで高く買取ってもらうには、汚れがついていれば洗剤などを使って汚れを落としていきます。
トレジャーファクトリー|リサイクルショップ|家具・家電の買取・販売

フリマアプリやネットオークションで売る

メルカリ

不用品の処理方法で人気が高まっているのがメルカリやラクマなどのフリマアプリです。特にメルカリは日本国内で7500万ダウンロードを越える人気のフリマアプリ。ユーザー数も他のアプリを越えて5000万人と圧倒的です。メルカリ最大の特徴は、売るものの値段を自分で決められるフリマ形式だということ。出品者が値段をきめて、その値段で買ってもいいという人が現れれば交渉成立です。このフリマアプリのシステムは出品者側にとって有利なシステムと言えるでしょう。メルカリの場合さまざまなメリットがあります。例えばユーザーが多いフリマアプリは出品したらあっという間に売れてしまうことです。また、出品方法もシンプルで、スマホ一台あれば撮影から出品までスムーズにできます。さらに商品を送るときに、購入者と出品者がお互いに個人情報を伝えなくてもいい匿名配送もメルカリ最大の特徴です。
メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ

ヤフオク

国内で人気あるヤフオク!も忘れてはいけません。ヤフオクに出品すると、意外な高値で売却できることもあります。どうしても欲しいという人が複数出てくればオークション時間残り10分のままこうちゃく状態に入ることも珍しくありません。オークションで落札した価格は絶対なので、ほぼ値下げ交渉がないのもオークション形式のいいところです。ただ、ヤフオクは、高値で売れるものの、その後のトラブルはお互いに直接連絡をして解決しなければなりません。
ヤフオク! – 日本最大級のネットオークション・フリマアプリ

引っ越し業者に依頼する

不用品が大量に出る引っ越しでまとめて処分したい人におすすめなのが、引っ越し業者に依頼して処分する方法です。引っ越しでは、不用品処分以外の仕事を任せることが多いはず。引っ越しついでにその会社に不用品処分も依頼するという選択肢もあります。ただ、引っ越し会社の中には不用品回収に対応していない業者も少なくありません。その理由は産廃物処理法の改正が行われたからです。そのため、不用品回収に対応している引っ越し会社があったとしても、一部品目の買取や、買取できるもののみ対応する程度しかしてくれません。しかし、「一般廃棄物収集運搬許可」や「産業廃棄物処理業許可」などの許可を引っ越し業者が持っていれば不用品の回収や処分は一応可能です。ですが、これらの許可の運用は市町村単位か都道府県単位での許可となっており、これがネックになって引っ越し会社での不用品の回収を難しくしています。

不用品回収業者に処分してもらう

不用品回収業者に依頼すると、とにかく回収までの手間が少なくて済みます。自治体で処分する場合は、不用品を自分で運び出して、ゴミ処理場まで運搬しなければなりません。その一方不用品回収業者に依頼した場合、ドアや壁に傷がつかないように不用品回収業者が養生をしたうえで不用品を運搬してくれます。そのため、壁やドアなど建物が傷付く心配もなく、重量のある不用品でも安心して処分できます。また、地方自治体では、不用品の回収時間が決まっています。そして、たいていの場合平日が多いため、忙しい会社員の方には対応が難しいでしょう。不用品回収業者の場合は、作業日を自分の都合のいい日に指定して不用品を処分できます。不用品回収業者への連絡手順は電話かメールで申し込みと見積りをしてもらいます。指定した日に不用品回収業者が訪問して、実際に不用品をチェックして見積りを提示。納得したら運搬する日を決定し、作業当日に不用品が運搬されたら料金を支払います。

買取専門店に持ち込む

不用品の中には、いらなくなったカメラやスマホ、着なくなったブランド品の洋服、ブランドバッグ、時計、靴などもあるはずです。そういったものは買取専門店に持ち込みましょう。例えばヴィトンのバッグの場合、買取額は最大100,000円程度になることもありますが、ブランドのバッグ、靴、洋服はトレンドや状態によって価格は変わるので、ある程度の値段で売れればいいでしょう。

まとめ

不用品を処分する方法には、他人にゆずる、自治体の粗大ごみとして出す、リサイクルショップで買取ってもらう、フリマアプリやネットオークションで売る、引っ越し業者に依頼する、不用品回収業者依頼する、買取専門店に持ち込む方法の7つです。かさばる引っ越し費用を少しでも浮かすためにはフリマアプリやオークション、リサイクルショップ、買取専門店を組み合わせるといいかもしれません。もちろん計画的に不用品を片付けることを忘れないでください。

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