老後の資金運用ってどうすればよい？50代のマネープラン
50代ともなると、本格的に自分の老後が手の届く場所に近づいてきます。
ここまでにある程度プランを組んで資産運用をしてきた人にとってはそれほど慌てる時期ではありませんが、そうでない人にとっては慌て始める時期ではないでしょうか。
そうなった時、一番やってはいけないのが「ギャンブル」的な資産運用に手を出すことです。
投資はNG
確かに一瞬にして大きな金額を稼ぎだすことが出来るような資産運用というのは存在しています。
例えば大きなレバレッジを掛けたFX投資や、株のショート取引（売りから入る取引のことで、株価が下がると利益が出る取引方法のこと。上がると損益が出るため、通常の株取引と違って損益の上限が定まらない点に注意が必要。「買いは家まで、売りは命まで」という言葉があるような、危険な投資方法）、不動産投資などその種類は様々です。
しかし、基本的に理解して置かなければならないのは、「リスクとリターンは常に釣り合っている」ということです。
リスクなく大きな利益を得られるような、魔法の資産運用方法は存在していません。
最も避けるべきは、老後になって十分な資金がないことではなく、マイナスになっていることです。
そのことは履き違えないようにして、焦らないプランを考えましょう。
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不動産投資の土地問題
また不動産投資において気をつけて欲しいのが、土地の問題です。
安い物件だからと投資用に購入しても、それには裏があることがしばしばあります。
悪徳不動産に騙されないようになるには、こちらの事前の知識がとにかく必要です。
借地権付き物件や底地物件など、土地に問題がある物件は様々あります。
不動産投資をする前にしっかり独学で勉強をするか、不動産会社に聞くなどして予備知識を入れておくようにしましょう。
定年退職後はどうする？
お金に絡んでもう一つ考えておくべきなのが、定年退職後の生活についてです。
資金面の問題がある場合に限らず、普段から仕事を生活の基軸にしてきたような人は、退職後に再就職を目指すのも一つの方法でしょう。
同じ職場で給与が少なくなるものの継続雇用してくれる仕組みを持っていることも多くなっており、こういったものを利用するのも一つの方法です。
もしくは、自営業として新しいことを始めるなど、様々なことを考慮に入れながら老後の資金計画を立ててみましょう。
