初めての出産祝いの相場・贈り方と注意点

新しい命が誕生することは、とても喜ばしい出来事ですね。特に、身近な人や友人の赤ちゃんが生まれる場合は、贈り物をしてお祝いしたくなります。

初めて出産祝いを贈る場合、何を贈ればよいのか悩みますが、出産祝いの意味や相場、贈る立場によって金額の違いがあることを理解し、相手に対して失礼のない贈り物を選ぶことが大切です。

出産祝いとは赤ちゃんの誕生のお祝いだけではない?

出産祝いとは、家族や友人など身近な人が赤ちゃんの誕生を祝うために贈るものです。現金や商品券、商品など様々な形で贈られますが、相手の立場や関係性に合わせた適切な金額や品物が大切です。

贈る品物は、ママや赤ちゃんが実際に使えるものが良いでしょう。例えば、おむつや授乳グッズ、ベビーカーなどが挙げられます。また、相手の趣味が分からない場合や、何が必要か分からない場合は、カタログギフトもおすすめです。

出産祝いは、妊娠期間中や出産後のママやパパの労をねぎらうためにも贈られます。十月十日という長い妊娠期間中、赤ちゃんをはぐくみ出産という人生の中でも大きな出来事を乗り越えたママやそれを支えたパパに対してもお疲れ様という気持ちを込めて贈ります。相手の気持ちに寄り添い、喜びを共有できるような贈り物を選んであげましょう。

出産祝いの相場

出産祝いの相場は、立場や関係性、地域性などによって異なりますが、一般的には3,000円~5,000円程度が相場とされています。ただし、近しい家族や友人など親密な関係の場合は、5,000円~10,000円程度が相場となる場合があります。

また、地域によっても相場は異なり、都市部や一部地域では相場が高めになる傾向にあります。ただし、相場はあくまでも目安であり、予算や立場、関係性などに応じて金額を決めることが重要です。
最近では、出産祝いの中にも手作り品や、オリジナルグッズなど、自分らしさが出るようなアイテムも注目されています。相手の趣味や好みを考慮した、ちょっとした贈り物も喜ばれることでしょう。
参考▶出産祝いのギフトならモモフク
出産祝いは、相手に喜んでもらえるように、もしくはあったら嬉しいものなどを思いやりを込めて贈りましょう。また、現金や商品券を贈るばケースも増えています。その際の注意点もお伝えします。

出産祝いのギフト

出産祝いのギフトには、様々な種類があります。なにが欲しいか事前に聞ける場合は聞いてみるといいと思いますが、以下にいくつか例を挙げてみます。

ベビー用品

新生児から使えるベビー用品が代表的な出産祝いのギフトです。おむつやおしりふき、スタイやベビー服、お風呂セット、ベビーカー、ベビーベッド、授乳グッズなどがあります。

育児書

子育てに役立つ育児書も、出産祝いのギフトの一つです。妊娠中から育児期まで、育て方や病気や気になることへの対処法など様々なアドバイスや情報が詰まった本があります。

カタログギフト

相手の好みに合わせて、自分で好きなものを選べるカタログギフトも人気があります。例えば、ベビー用品や家具、グルメなど、様々な種類があります。

食品やお菓子

出産祝いの中でも、手軽に贈ることができるのが、食品やお菓子です。キャンディーやチョコレート、お酒などが代表的です。

お花やプリザーブドフラワー

花やプリザーブドフラワーなど、華やかな印象を与えるものも出産祝いのギフトとして人気があります。お祝いのお花を贈る場合は、花言葉にも注目して選ぶと、より気持ちが伝わるかもしれません。

上記は出産祝いのギフトの例ですが、相手の立場や関係性、趣味嗜好に合わせて、ギフトを選ぶように心がけましょう。

出産祝いを現金、商品券で贈る場合

次に、ギフト商品そのものではなく出産祝いを現金や商品券で渡す際それぞれの立場や人間関係によって相場金額が異なります。

自分の兄弟や姉妹の場合

一般的には1万円から3万円位が相場とされています。兄弟姉妹という身近な関係性の場合、出産祝いという大切な節目にお祝いの気持ちを込めて、金額的にもある程度力を入れて贈ることが多いです。

いとこや親戚の場合

3,000円から5,000円程度が一般的です。また、親戚という関係性の場合、出産祝いを贈る機会が多いため、何度も贈ることになるかもしれません。そのため、あまり高額すぎず、でも気持ちが伝わるような贈り物が適切とされます。

親しい友人に贈る場合

5,000円から1万円程度が相場です。友人という関係性の場合、金額よりも贈り物の内容やセンスが重要とされます。また、欲しいものがある場合や、友人同士で出産祝いの金額を出し合って贈ることもあります。

お孫さんの場合

お孫さんへの出産祝いは、お祖父さん・お祖母さんの場合、約3万円から10万円程度が相場とされています。お孫さんは、自分たちの育てた子どもが親になり、孫が生まれたことで、家族の喜びを共有できるという大切な瞬間です。そのため、少し高めの金額を出すことが一般的です。

会社のお付き合いという場合

3,000円から5,000円程度ですが、部下、後輩、とても仲良くしてきた同僚という場合、もう少し金額を上げる、また部署でまとめて一つのものを贈ってもいいと思います。
関連記事:人付き合いに必要な要素とコスト

こうした金額についてはあくまでも相場ということで、地域によっても違いがありますし、相手との関係性によっても金額の違いがあります。
よくわからないようなら周囲の方に相談し、同じ立場同士、同じ金額にそろえてもいいでしょう。

いつ出産祝いを贈ればベストなのか?

出産祝いを贈るタイミングについてですが、一般的には産後1週間から30日以内に贈るのが最適です。ただし、直接渡す場合には、すぐに訪問することは避けた方が良いです。出産後は、母親が十分な休息をとる必要があります。また、多くの来客があると疲れてしまう可能性があるためです。

親族や親しい友人であれば、入院中に訪問することも適切かもしれませんが、それ以外の場合には、産後1ヵ月が過ぎてから贈ることをお勧めします。この時期には、母親も少し落ち着いてきているため、贈り物を受け取ることができるでしょう。

おすすめ記事