お子さんが大きくなれば気になってくるお受験のこと
地方、特に田舎に暮らしていると普通に近所の保育園にいって公立小学校、公立中学校に行くというのが当たり前で、お受験、私立小学校、中学校など経験する子は少ないです。
しかし都内、また都市部などでは小学校受験も珍しい事ではなく、特に都内などは中学受験は9割以上が経験するともいわれています。
中学校くらいの年齢になると親御さんのいうことをあまり聞かなくなりますし、両親がコントロールできる状態で、将来中学校、高校年代のお勉強が難しい時期になってからではなく、小さいうちにいい学校に入っておく方が安心ですしお子さんへの負担も少ないといわれています。
今お子さんが4歳くらいならそろそろお受験についてしっかり準備しなければなりません。
小学校受験を考えているご両親の多くは、2歳、3歳から幼児教室などに通わせていることが多いので、小学校受験を考えるのならお子さんへの負担も考慮し、早めに準備しておくことが求められます。
小学校受験に何が大切なのかを理解する
首都圏などでは非常に多くなっている小学校受験、すでにお子さんが生まれた時には、この小学校に入れたいと希望されているご家庭も少なくありません。
ただ周りがみんなそうだからということではなく、なぜ受験する必要があるのか、小学校受験とは何か?ということを理解しておくべきです。
小学校受験は基本的に中学、高校、大学の受験と異なります。
小学校の勉強の基礎となる言葉、数に対しての基本的理解、友達とのかかわり、季節の行事を理解し日本の四季を理解する、すべての教育において基本、基礎となる教育が小学校教育です。
保護者以外の人にあいさつをしっかり交わすなどの生活習慣の中のマナー、季節ごとに行われる行事、イベント、外遊び等に関して、小学校受験の前にしっかりと身に着けておく必要があります。
お友達とのかかわり、協調性という部分もお受験の際によく見られる部分なので、多くの保護者が幼児教室などに通わせて、お友達との関係性、挨拶などを学ばせています。
小学校お受験前、費用はどの位かかるのか?
さて小学校受験をするということを決めたら、費用がどの程度必要なのか、これも把握しておきたいことです。
お受験の前に、ほとんどのお子さんが通うのが幼児教室です。
家庭、保護者の中では学ぶことのできないマナー、お友達との関係性を築く、大切な時間となります。
またお受験の傾向、コツなどを熟知されている先生が多いのでお受験に役立ちます。
幼児教室は通常週2回程度行われており、そのほか、情緒を養う教育等のために、絵画教室、体操教室、音楽教室などに通わせている保護者が多いため、一般的に月10万から15万程度が平均です。
これ以上の場合もありますしこれ以下ということもありますが、平均値がこのくらいかかると理解しておく方がいいでしょう。
小学校受験の前に幼児教室で行う模試に参加することも多くなります。
お子さんはこうした経験が初めてとなりますので、模試を受けさせておくことで少ない緊張の中、お受験することができるようになり、模試も必須といわれています。
1回の模試で平均1万から2万、少なくても3回、多い子で10回程度受けています。
お洋服も重要です。
パパがサラリーマンならスーツをお持ちだと思いますので、ママとお子さんの洋服で3万から5万位、ブランド品等の必要はなく、ママは落ち着いた雰囲気の服装、お子さんは子供らしく学校に行く要素を感じさせる洋服が求められます。
小学校受験、そのものにかかる費用は?
お受験そのもの囲かかる費用としては国立、私立によって費用に開きがあります。
いくつかの小学校を受験するというお子さんも多いので、ある程度の金額が必要と考えておく方がいいでしょう。
国立の場合3000円位、私立小学校の場合は学校によって違いがあり、1校2万から3万位です。
複数私立小学校を受けるという場合、10万位はかかりますので準備しておく必要があります。
トータルどのくらいかかるのか?
ご家庭によって受験にかかる総合的な費用は違いがありますが、一般的に50万くらいから300万位といわれています。
幼児教室などに複数通う、また模試をたくさん受ける、受験する学校の数などに違いがありますし、入試前の講習会や教材等にかかる費用などもあるので、どのように受験を勧めていくか?ご家族の中でしっかり話し合い、費用を考える必要があります。