いつ何時、入院する必要があるかわからない
健康だけが自分の自慢という人もいますが、案外、そういう人に限って病院に健診等言っておらず、健康だと思っていたけれど、実は不健康な事に気が付いていないだけということもあります。
また本当に健康な毎日を送っている方でも、不慮の事故などによって大きな怪我を負ったり、いきなり大きな病気をされるという方もいます。
入院が必要となってから医療費として貯蓄や保険を考えておけばよかったと思っても遅いので、もしも入院となった時、どの位の費用が必要なのか、しっかりと今、理解しておくべきでしょう。
入院費用は治療費だけで済まない
入院はどの位入院するかによって必要な金額なども違ってきますが、平均的にどのくらいの金額がかかるのか、理解しておくことが重要です。
長い期間入院すればその分費用がかかりますし、どんな病気や怪我で入院するかによって、かかってくる治療費も違います。
通院という場合、医療にかかる費用は治療費と薬代で済みますし、病院が遠いといっても交通費くらいです。
しかし入院となると治療費、入院基本料、食事費用、差額ベッド代、その他の費用も掛かります。
入院にかかる費用の内訳を理解しよう
まずは治療費がかかります。
入院中、中社や点滴、その他お薬も服用しますし、手術の費用、リハビリの費用なども治療費に含まれます。
入院基本料というのは入院の1日の基本料金で、医師の診察費用や看護師の看護費用、寝具費用やお部屋代等が入っています。
食事費用は入院基本料と別料金となり、普通食でも費用が別途かかります。
病気によっては特別職が必要になりますし、これらの食事の場合、少し割高になるようです。
通常入院する時は希望等がない限り大部屋になります。
でも2人、また個室などの部屋を希望される場合、差額ベッド費用が必要です。
著名な方などは混乱を避けるため、また警備などの問題から個室、特別室などを利用しますが、この場合は追加料金が必要となります。
こうした費用のほかに、テレビが有料制という場合、テレビを見る時に費用が掛かりますし、治療に影響がない場合、病院食のほかに何か売店で買って食べたり、病院のカフェや食堂で食べるということもあるので、こうした雑費的な費用も掛かります。
内臓が悪く数値が落ちるのを待つだけとか、骨折などでまだギブスなども外せず、でも元気という場合などは暇を持て余す方も多く、雑誌や本などを買って読むことも多いので、こうした費用も考えます。
パジャマ等普段利用しているものではなく、恥ずかしくないようにと新しいものを購入したり、下着などもきれいな物を買っていくということもあるので、入院中の衣服に費用がかかる事も多いです。