分離して考えた方が管理しやすい
生活に掛かるお金として、最後に紹介するのは「雑費」です。
雑費というのはいうなればその他の費用であり、ここまで紹介してきた主だった費用のなかに含めることが出来ないお金の全般のことを指していると考えて頂ければ良いでしょう。
では、実際どのような費用が雑費として計上されることになるのでしょうか?
例えば、嗜好品の購入などがここに加えられる事が多いでしょう。
お酒の購入は食費に計上されることが多いですが、タバコの購入などは雑費に計算される傾向があります。
これ以外にも、趣味に対して必要になるお金を雑費として計上しているケースも少なくありません。
そういったものについては趣味・遊興費というような形で別に計上した方が家計の管理がしやすくなるため、分離して考えた方がよいでしょう。
これ以外にも、散髪に必要な費用や、日用品のための費用、新聞購読の費用などが雑費として計上されることになります。
雑費は毎月決まった金額ではなく、月によって大きく変動することも少なくありません。
それらのことを考えるためにも、できるだけ雑費としてまとめて計上するのではなく、細かく分類を分けて家計管理をするように心がけましょう。
見えない雑費
また、もう一つ家計のなかに登場することがある「見えない雑費」があります。
それが「クレジットカードの支払い」です。
クレジットカードの支払いというのは一見すると1つのカテゴリーのようですが、実際に購入しているものは全く別のものであるわけで、それらを別途計算しなければ家計管理に不便だといえるでしょう。
クレジットカードの利用費用は1つにまとめるのではなく、何に使ったのか詳細を見て、それらをそれぞれの費用に計上するようにするのがポイントです。
そうすることによって全体の費用管理がしやすくなり、無駄を減らすことができるでしょう。